今年度からスタートした食育プロジェクト
第二章まで完結、予想以上に収穫する事ができました。
先日、その後の様子を抜き打ちチェック
たくさん食べれる選手もいれば食の細い選手もいます。
自分達で作った米を食べ身体を作る、作物を育てる大変さ、大切に残さず食べる喜び
この様な事は皆が食育で思いつく事だと思います。
11月から部活終了後マネージャーが2升の米を炊き、おにぎりを作る。
始めは塩だけでも美味しいと食べていたおにぎりも1か月もうすれば当然飽きが来ます。所詮は米と塩だけですから
ジャンケンで負けた者が食べる罰ゲームがスタートしました。
通常の生産者にとっては怒れる事かもしれませんが、私にとっては想定内の事でしたから、やっぱりなって感じです。
そして、ここからがもう一つの食育のスタートなのです。
限られた設備、資金の中でどうすれば選手達が飽きずに食べる事が出来るのか?
ふりかけにしようか?炊き込みご飯にしようか?何かおかずを作ろうか?栄養がある物にしようか?
マネージャーを中心に選手達に考えさせ、チャレンジして失敗して再チャレンジして成功させる。
大人は少し我慢し、考える時間と環境を与えて見守ってあげる。
サッカーも同じ事、私立高校と比べ県立高校は設備も運営費も限りがあります。
そんな県立高校がどうすれば私立高校に試合に勝てるのか?
選手達が考え工夫しトレーニングしてチャレンジさせればいいのです。
これが私の考える食育プロジェクトの真の狙いです。
私はその教材を未来ある生徒達に提供しているのです。
最後に
おにぎりを食べている笑顔が素敵でした。辛かった草刈りも忘れる位です。
来年に向け既に準備は進んでいます。私も選手達に負けず、限られた時間と設備、運営費でどうやりくりするか考えてチャレンジして行きます。