私はトレーナーとして、選手やチームのサポートを20年以上行ってきました。
当然スポーツで言う主役は選手であり、私の様な存在は裏方になります。
感謝やねぎらいの言葉が欲しくてやっているわけではなく自分から率先して裏方に回っているのです。
試合中もベンチに入ることも少なく、よほどのケガがない限り飛び出して行くことはありません。
それで、トレーナーと言えるの?と思われる方も多いかと思われます。
プロの世界、試合であればベンチに座り、ピッチや試合会場で事が起これば飛び出して行くのが当然だと思います。
数年前までは私もそれを真似ていました。
また、”高校野球ではベンチにトレーナーが入れない” 他の競技は入れるのに何故?遅れてるのではないか?
とも考えていました。(今思えばとても恥ずかしい限りです)
学生スポーツの主役は選手であり学生であるべきではないだろうか?
多くの大人がベンチに座り、事細かに指示を出す。ちょっと接触があれば大声を出し、トレーナーは駆け寄る。
過剰なアピール、過剰なサポート
必要ですか?
やりたければ、プロの世界でやってください。
どの競技も大人がサポートするのであれば、高校野球こそが学生スポーツの目指す所かもしれない(監督のサインなければもっと究極ですよね)
長くなりましたが、ある方々にメッセージ
裏方としての仕事は、感謝されなくて当然だと、ねぎらいなど求めては行けない。
そこは割り切って下さい。
私は、あなた方の活動を知っていますし、とても良く働いていたと感じます。
チームの結果の半分以上はあなた方のおかげだと思います。
この経験は必ずどこかで生きてくることでしょう。
3年間お疲れ様でした。そしてありがとうございます。
これからも、後輩たちの応援に来て下さい。